
「ORIS Press Matcher Pro」は、独自の色変換エンジンを活用し、元データから特定の印刷機に最適化された印刷用ファイルを自動生成するカラーマネジメントシステムです。
同じデータなのに異なる印刷機で印刷した場合、印刷諸条件の違いにより色の再現性は少なからず変化します。これを合わせるには、入稿データの修正、CTP出力カーブの変更、印刷機の濃度調整など非常に手間のかかる作業が必要でした。しかし、「ORIS Press Matcher Pro」を利用すれば、使用する印刷機に合わせて最適な色再現が得られるよう、データを自動変換します。印刷機はつねに一定のコンディションで運用できるため、色あわせのスキルを不要にし、ジョブ切り替えの時間を大幅に短縮します。

「ORIS Press Matcher Pro」には、CGS独自の色変換エンジンである「ORIS CMM」を搭載。印刷機やジョブに合わせた色変換テーブルを作成しておけば、元データから各印刷機の特性に合わせて正確に色変換された印刷用データを書き出します。つまり、色あわせを印刷機側で行うのではなく、データ側で自動処理する仕組みです。印刷機を一定のコンディションに保っておくだけでよいので、色あわせの精度は格段に向上します。
色変換はすべて「ORIS Press Matcher Pro」によって自動処理されますので、色の精度はオペレーターに依存しません。元となるデータを入力用ホットフォルダにコピーするだけで、自動的に出力用フォルダへ色変換済み印刷データが生成されます。印刷オペレーターは、印刷機が一定のコンディションで印刷できるよう調整することのみに集中できます。
色合わせの作業が人の経験に依らず、ソフトウェアで自動変換できれば本番前の試し刷りを極力少なくできます。紙やインク、時間などのコストを削減できるほか、ヤレ紙の減少など環境への配慮にもつながります。
たとえば、オフセット印刷のチラシを受注後に数百部といった小ロットの増刷依頼があった場合。また、チラシを大きく引き延ばしてA
全ポスターを20部作りたい。こういう案件こそ「ORIS PressMatcher Pro」の本領発揮です。オンデマンドプリンタ、大判インクジェットプリンタなどにも対応していますので、色再現の心配をせずに、コストに見合ったさまざまな印刷機を提案することができます。お客様からの信頼も厚くなるでしょう。

通常のICC Profileベースで行う色変換の場合、Lab値による変換が行われるため、変換後の色を見るとCMYK単色部分にも他の色成分が含まれてしまう場合があります。ベタ部分はとくに目立ちやすいので、クレームになることも少なくありません。「IS Press Matcher Pro」では、CGSが独自に開発した色変換アルゴリズムにより、CMYKの純色がそのまま維持される色変換テーブルが作成されます。変わって欲しくない部分は変わらない、ナチュラルな色変換を実現します。
従来のプロファイルによる色変換の場合、プロファイルを作成した後も職人技的な編集・調整が必要でした。「ORIS Press Matcher Pro」に搭載された「自動カラートラスフォーメーション機能」は、カラーパッチの出力、測定を繰り返し実施し、色再現の差異をフィードバックして色変換テーブルを再作成。しかもこの一連の作業をウィザード形式で自動的に実施できます。この機能により、とくにデジタル印刷機のカラーマネジメントを「より簡単に」、「より理論的に」実施することができます。

| カラーマネージメント機能一覧 | ORIS Press Matcher PRO |
ORIS Press Matcher PLUS |
|---|---|---|
| 自動キャリブレーション(APC)※1 | ● |
● |
| 自動カラーマッチング(ACM)※1、※2 | ● |
● |
| ワークフローインテグレーションキット | ● |
|
| 自動スポットカラーテーブル作成機能 ※1 | ● |
● |
| PressMatcher機能(ICCProfileベース) ※3 | ● |
|
| グラデーション編集機能 | ● |
● |
| カラーコレクション編集機能 | ● |
● |
| スポットカラーコレクション編集機能 | ● |
● |
ホットフォルダー機能 (ファイル変換)
| 出力プリンタライセンス数 ※2 | 2機種以上 |
1機種のみ |
|---|---|---|
| TIFF(CMYK、グレー) ファイル書き出し | ● |
|
| EPS ファイル書き出し | ● |
|
| PS ファイル書き出し | ● |
|
| PDF ファイル書き出し ※5 | ● |
ホットフォルダー機能 (プルーフプリンタ)
| TIFF(CMYK)プリンター出力 ※6 | ● |
|
|---|---|---|
| PS(CMYK)プリンター出力 ※6、※7 | ● |
● |
オプション機能
| プリンターライセンス追加 ※9 | ● |
● |
|---|
※1 別途、分光光度計(対応機種)が必要
※2 ICCプロファイル及び測定テキストデータに対応
※3 別途、ICCプロファイル作成ツールが必要
※4 異機種ホットフォルダの同時並行処理数
※5 別途、Adobe Acrobat Distillerが必要
※6 自動キャリブレーション機能に対応
※7 Postscriptファイル書き出しは不可
※8 TIFFプリンタはオプション機能(グレー不可)
※9 接続プリンターのサイズにより価格が異なります
| x-rite社 | i1Pro, i1iO, i1iSis, DTPシリーズ, iCColor etc. |
|---|
| CPU | Intel® Core 2 Quad Q6600 2.4GHz 2x4MB Level2 cache 以上 |
|---|---|
| メモリ | 4.0GB 以上のRAM |
| HDD | 500GB 以上の空き領域 |
| 通信ポート | USBポートx1(ドングル接続用) |
| ネットワーク | 100mbps |
| 光ストレージ | DVDマルチドライブ(ソフトウェアインストール用) |
| 対応OS | Microsoft® Windows® XPTM Professional Microsoft® Windows® VistaTM Microsoft® Windows® 2003 ServerTM Microsoft® Windows® 2008 ServerTM ※ ServerOSの場合、各社プリンタドライバーの対応状況を確認する必要があります。 |